コレステロールについて

2023-02-23 14:57

コレステロールは
【高いほうが健康！？】
【低いほうが不健康！？】

コレステロールには
⚪︎細胞膜や臓器、神経組織の原料
⚪︎ホルモン(ステロイドホルモンや性ホルモン)の原料
⚪︎髪や肌の保湿
⚪︎細菌やウイルスからの防御の役割
があります。

💉近年の血液検査💉
総コレステロール値の正常値
『150〜219mg/dl』

しかしこの基準は実は「30〜40代」を中心として定められた基準であり、同じ食生活を続けたとしても年齢が上が50代を過ぎると自ずと基準値を超えてしまうのです😭

では50代以降での総コレステロール値はこの正常と言われている範囲内に抑えたほうがいいのだろうか🤔

これは必ずしもそうとは言えません。
少し難しい話しになりますが、
日本国内におけるJ-LIT地域対象追跡調査では、コレステロール値が『200〜220mg/dl』の人より『180mg/dl』の人の方が『死亡率が2.5倍、がんの発症も2.6倍多い』というデータがあります。

アメリカやオーストラリアでも40〜50代以上ではコレステロール値が高いほど死亡率が低く、総死亡率も低いデータがあります。

つまりコレステロール値が低すぎても健康と言いづらいということです。
このデータにはびっくりさせられますよね😨

ここ数年低コレステロール食が流行っていますが、食べ物から作られるのは20%ほどで、残りの80%は肝臓で作られます。
さらに肝臓ではコレステロール量の調整機能があるので、食べ物から作られるコレステロール量が増えると肝臓で作られる量が減ります。
トランス脂肪酸や飽和脂肪酸、オメガ6と呼ばれる脂質を取りすぎない限り、コレステロール値が上がりすぎることはないのです。

長くなりましたが健康にも老化予防にもとても重要な栄養素となるためコレステロールが低くなりすぎないように気をつけましょう！

@icho_kaido_seikotsuin

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